独立系2号機。

2005年9月19日
独立系2号機の運用を始めました。
ただ、開始直後からトラブルに見舞われ、確認と改造の末、
10月1日に、再び開始しました。

太陽電地(ソーラーパネル)の電圧と、インバーターの電圧が一致しないシステムです。
実験段階の、蓄電池変圧で、電圧を下げて、負荷に流すものです。
 もちろん、そのまま直結する場合48V系の(チャージコントローラとインバーター)が必要となりますが、
 48V系のものは、価格が高いため、48Vを、24Vに変圧して使用します。
(同じ電圧で揃えるか、DCコンバータを使うのが一般的と思いますが、
発電量が大きい方はMPPTのチャージコントローラーを使うのも良いと思います。
私は独自??、蓄電池で変圧を行っています。)

 運用面ですが、充電中に、108Vが、負荷(24V回路)に供給される事が発生したため。(想定範囲外で、対応に苦慮。)
 原因は、太陽電地の+、−極の逆接続が原因と判明。
※系連携の配線には、癖があります。(白色=マイナス極、黒色=プラス極)
独立系を既に経験された方でも間違える方がいるので、接続には細心の注意を払ってください。
 ただ、ほかにも、電圧がおかしい事例があったので、根本的に作り直すことにしました。

操作盤の改造で、充電と、放電同時にできないように改造。
操作盤では、3つのスイッチの連動動作で、簡単切換を実現しました。
(改造後電圧のトラブルはありません。)


系連携太陽電地。三洋電機製190W(54V×3A)
オークションで購入した訳あり(割れ、亀裂あり)表面を掃除した後、飛散防止フィルムを自分で張りました。
設置するまでに、破損しなければ、大丈夫と思います。(車庫の天井に、水平に近い設置です。)

写真は、設置前のものです。

蓄電池12V×28A。4個使用 充電の時は、4個直列。放電の時は、?? 4本の配線にも秘密があります。
インバーター
現在、入力電圧24V、400Wの正弦波インバーターを稼動させています。 前のものと比べて、ノイズが少なく、良いですよ。 定価が高いことが唯一の欠点。(実はオークション調達) エコワットで積算電力計測も可能。
切替操作盤
  使用負荷 自室の照明器具に交流100Vで供給しています。      発電量しだいでほかにも供給が可能です。      様子を見ながら追加する予定です。 計器類  ごく普通のデジタルテスターです。 充実させたいのですが、資金難がこんなところにも影響??       

2号機運用に伴う、引込み線の変更等。
従来、独立系55W(12V系)を引き込み使用していましたが、かなりの電圧降下が生じていました。
電圧が異なるため、大きい方に一本化し、既存のものは、センサーをつけた上で野外灯などへの転用しています。
(良い使い方とはいえませんが。)
発電量の拡大(推定 1日800W)になり、交流100Vの引込に変更しました。
ただ、利用できる電力は、それほど多くありません。

もちろん負荷も、交流のものに繋ぎ換えたり、取り外しなどを行いました。
新たに、独立系と商用電源の切換スイッチを作り、
連携により安定した供給を保っていますが、独立系の発電量が少ない(構造上の欠陥が無いか確認する必要があります。)


現在の消費負荷。
照明交流100V 70W×5〜6時間 計420WH
電圧問題が安定したら、ノートパソコンや、オーディオ、照明の追加を予定しています。
今後追加したい関連機器。
・エコスイッチ。
 独立系の場合、蓄電された電力や、発電量の使い切ることは、困難でした。
 (毎日発電量が変わることと、使いすぎると、供給が止まるため。)
 使いすぎた時や、インバーターが稼動していない時に
 商用電源に3路スイッチを改造したもので、手動で切り替えしています。

今後の課題。
充電制御と、過電圧対策が、安全運用のために欠かせないと思います。
やはり、安全性が一番です。(といいながら、効率も無視できませんが、、)
暇を見つけては、電圧監視や、発電電流値の計測をしたいと思います。
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